第38回中央委員会 安河内会長挨拶

~組織変革に関する部分抜粋~

本日は変革に向けたディスカッションペーパーの骨子についても議論を行います。

組織変革の議論は宮本前会長が、JCM副議長としてドイツを訪問し、IGメタルのホフマン会長に組織変革への協力をお願いした時から始まっています。難色を示すホフマン会長に対して粘り強く交渉を続け、最後の最後、空港に向かうバスの中で「わかった」と言わせたという逸話が残っています。その結果、JAM大阪の狩谷さんを団長とした最初のIGメタル派遣団が実現をすることになりました。私が変革の議論に最初に触れたのは、まだ副会長の時、狩谷さんのIGメタル訪問の報告書を読んだ時です。この取り組みは元副書記長の早川さんを中心にまとめられたJAM運動共創イニシアティブ宣言へとつながり、JAM運動共創イニシアティブそう対話アクションへと引き継がれました。この取り組みはパンデミックによって急ブレーキを余儀なくされてきましたが、様々な工夫を凝らしながらPTを中心に書記局内で議論を重ねてまいりました。本日はお示しする内容はあくまで骨子であり、具体的な変革の内容が詳細に示されたものではありません。具体的に何をどのように変えていくのか、決めるのはより多くの組合員巻き込んだ議論であります。これが変革の本質です。議論のないところに運動はないという労働運動の原理原則を改めて全体で確認したいと思います。

No Members,No JAM ~組合員なくしてJAMなし~

ものづくり産業労働組合 JAM 組織変革PTの活動記録と情報発信

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